ジュピターのブログ~令和徒然紀行~ 

旅(海外・国内)の写真と紀行文、日常のできごととエッセイと風景や花や自然の写真と書評

カテゴリ: 2017 ドバイ

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             (写真はドバイ・モール、ドバイ・ファウンテン、バージュ・カリファ)
         世界一・ドバイ・モールとドバイ・ファウンテンとバージュ・カリファ

 ドバイ最後の夕べは、ドバイ・モールの繁華街散策とライトアップで輝くドバイ・ファウンテンの噴水ショー、それに世界一高いビル「バージュ・カリファ」展望台観光だ。

 ダウンタウン・ドバイ(バージュ・カリファを取り囲む開発地帯)には世界最大級のショッピングモールがある。
 噴水の池の周りを囲むように並ぶショッピングモールとビル群が、夜のとばりの中でキラキラと輝く。

 夕方30分おきに開催される噴水ショーは約6000個のライトで照らされた噴水が、最高で150メートルまで達し、噴水の長さは275メートルにも及ぶという。
 1回のショーは3分で、私たちもカメラを構えて待つ。人口湖の周りやレストラン、カフェにはこの噴水ショーを見る人だかり。
 ラスベガスのホテル・ベラージオの前の噴水ショーよりも華やかで高さがあった。

 次に向かったのはバージュ・カリファ展望台に上るエレベーターに並ぶ長蛇の列。ここで30分ぐらい並んでやっとエレベーターに乗る。 乗ってたったの1分で124階の屋外展望台、そして125階まで階段を上り、442メートルの世界一高い展望台からドバイの夜景を眺める。苦労して上った展望台にしてはそれほどの感慨と高さを感じない。昼だったらどうだろうか。

 あっけないほどの展望台ツアーの後ドバイ・モールで各自夕食かショッピング。
 集合場所近くにある水族館も世界最大だという。外から見ても大きいことがわかる。
 世界最大級のショッピングセンター・ドバイ・モールには1200もの店舗のほかにテーマパーク、スケートリンク、映画館、ダイソーも含むスーパーマーケットなどありとあらゆるエンタテインメント施設がそろっているそうだ。迷子になりそうな大きさと喧噪ではあった。

 2月20日早朝にホテルを出発し、朝8時半の便でドバイを去り、羽田には深夜23時に到着。サラリーマン現役の人たちも金・月の二日を休めば、このツアーには参加できる設計になっているが、高齢者にはちときつい旅ではあった。

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                                 (写真はモスクの柱廊と装飾)
                 続・シェイク・ザイード・モスクの金の柱廊

 驚くほどの威容は続く。
 回廊の柱の上部は純金で作られた装飾が使われている。
 また 白い大理石に 色とりどりの天然石が散りばめられ 描かれている壁画は、緻密で見事である。
 外から見るモスクの建物は装飾の施されている柱廊が整然と並び、プールのような池に映り、輝く太陽を反射していた。

 逆光の中に聳える巨大モスクの姿は、神々しいばかりの雰囲気と、まばゆいばかりの豪華さを誇り、訪れる観光客を圧倒する。
 ただ観光客は、特に女性は肌を露出しないように、スカーフで髪や首を隠したり、透ける衣服の上に羽織るものが必要だったり、制限が多かった。

 これこそ、石油資源で得た圧倒的な財力による建物といっていいだろう。首長国にしかできないぜいたくな作りものであった。

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                (写真はシェイク・ザイード・モスク、じゅうたん、シャンデリア)
             アブダビ・シェイク・ザイード・モスクと世界最大のじゅうたん

 午後からアブダビ観光。アブダビはアラブ首長国の中でも最大の面積と人口と収入を誇る。首長国連邦の首都でもある。豊富な石油資源でドバイほどではないが、高層建築が多く、実質的な連邦のリーダーである。
 ドバイからアブダビへ行く道にはヤシの木が生える美しい海岸線、まるでマイアミのような街並みというが、確かにここが砂漠の国とは思えない。

 2007年に建築された「シェイク・ザイード・モスク」が有名である。
 正面から見える白亜のモスクはインドのタージ・マハールほどではないが、巨大で美しい。

 靴を脱いで中に入るとさらに驚く。大理石張りの床にイスラム模様の天井からはスワロフスキーをちりばめたシャンデリアがあちこちに吊ってある。
 そして圧巻は一枚手織りの世界最大のペルシャじゅうたん。大広間一面に敷き詰められている。
 その上には一直線にスワロフスキーで光り輝くシャンデリアが吊るされている。(続く)

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                         (写真は砂漠の4WDと砂漠、夕日、キャンプ)
                 4WDの砂漠サファリとキャンプのディナー

 15時過ぎホテルを出発し、砂漠サファリとバーベキュー・ディナーのツアーに参加。
 最初は舗装道路を40分ぐらい走り、途中タイヤ空気を少し抜くためにお店に寄る。ここのトイレは旧式で少しみじめな感じにさせる。
 砂漠に入り、4WDでしか運転できない道なき道を、登ったり下がったり、6人乗った客のキャーと言う声を楽しむようなドライバーの運転。時にはひっくり返るのではないかと思うような時もあるほど。
 砂漠の中のドライブと砂丘の感触は経験しないとわからない砂の細かさだ。タイヤの空気を少し抜くことが必要な理由がよくわかる。

 夕闇迫る黒々とした砂丘の向こうに赤い砂漠の夕陽が沈む。砂丘の上に一列に並ぶ観光客の姿がおもしろい。ただ、ラクダに乗るシーンを思い浮かべていたのだが、ラクダの黄帝病で人は近づいてはならぬという注意勧告が出ていて残念!それに砂漠の砂も昨夜の小雨でしっとりと濡れた感じで、想像した灼熱の砂漠の砂という感触がないのがこれまた残念。

 砂漠の中のキャンプ場でアラブ料理やバーベキューを食べながらベリーダンスショーや炎のショーを見る。 ただし、砂漠の夜は冷えて、ショーや料理を楽しむどころではない。テントの中に避難して寒さをしのぐほどだ。

 帰りは真っ暗な砂漠を先頭の車に遅れないようについていかねばならない。私たちの運転手はインドからの出稼ぎで、一度道を迷いそうになる。それでも無事21時過ぎにホテルへ到着。
 やれやれ。本来の砂漠の経験ではないが、どこで迷うかわからないほど方向感覚がつかめなくなるし、目印がないいことはよくわかる。

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               (写真はスパイス・スーク、ゴールド・スーク、メトロ、人工スキー)
             スパイス・スークとゴールドスークとドバイ・メトロ体験

 ドバイ二日目の朝。マリオット・ホテルの朝食バイキングは、欧風、中華風、インド風、中東風、アジア風とコーナーがたくさんあり、迷って食べすぎるほど。

 今日はまず「スパイス・スーク」でサフランやドライレモンなどたくさんの香料が陳列されているスークでウインドーショッピング。
 「ゴールド・スーク」では、ショーウインドーに世界一大きな金の指輪が飾られている店に行く。キラキラと金色に光るゴールドリングの前にはひとだかり。このスークで妻は記念のリングを買う。
 それに「テキスタイル・スーク」では値切ってひやかしているとスカーフを買うはめになる。何しろ最初の値段から半分以下になって、思わず「買った」と言いたくなってしまうのだから。

 地元の人の足「ドバイ・メトロ」に体験乗車。2011年に開通したというグリーンラインとレッドライン。スタンダード・ゴールド・女性と子供、の3つのクラスに分かれていて、私たちは少し混雑しているスタンダードに。車両は日本製できれいだ。メトロといってもほとんどが地上を走るモノレールで地下を走る距離は短いらしい。

 ドバイ・モールには世界最大のスキー場もある。こんな乾燥地帯にスキー場なんてと思うが、できないと思われることをやってしまうのがドバイのやり方らしい。

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