「カナダ・メープル街道の旅」から エピローグ
9日目 10月5日
8時にホテルを出発 モントリオール空港から11時21分発 UA5668便に乗る。
UAのラウンジには ゆで卵 フルーツポンチや イチゴムースなどがあった。 アルコール好きのTさんのご主人と まずは黒ビールで一息ついた。Tさんがおかわりのビールを取りに行くともう空になっていたが サプライしてくれなかった。サービス余りよくない。
しかし どこのラウンジでもすぐに無料のWIFIが使えるので 妻はラインやメールをしたりするのに便利なようだ。
ナイアガラの滝
国内線UA5668便の飛行機の小ささには驚く。
座席が 右側に2列 左側に1列しかない。これで左右のバランスが取れるのだろうか? 前列に 私の2倍はありそうな体格のいいアメリカ人が乗っている。妻の前には 小錦クラスのアメリカ人男性が乗っていた。 椅子がリクライニングしていない時でも 5センチほど倒れているような状態だったので いつ椅子が壊れてつぶされるかと冷や冷やした。これで 同じ料金とは!
それでも無事にシカゴ オヘア空港へ到着。時差が1時間あるので 11時半に出発して2時間半乗って到着したのが12時50分。時間的にはなんだか得した気分だ。
アルゴンキン公園ホテルの湖畔と紅葉
シカゴ空港ユナイテドのラウンジで 出発時間の17時15分までラウンジで一休み。
ジュリアロバーツの ベストフレンズウェディングにでてくる空港だということだが 大きい。地下通路は長く パリのシャルルドゴールのような動く長い歩道でつながっている。
ANA便が出るターミナル1まで ぞろぞろ歩くこと20分程度。
一番近いUAラウンジでランチのつもりだったが クッキー類 チーズ バナナ リンゴ 袋入り人参ぐらいしかない。バーはあり、ビールとワインだけはふんだんに飲めそうだと思ったが お金を支払っている人がいた。有料かと聞いたところ 特別なものを飲んだら有料だが 普通のものは無料であるということだった。
Tさん夫妻 グループの中の一組のカップルと しばらく過ごした。
アルゴンキン公園ルックアウト
搭乗手続きが4時40分に開始ということで搭乗口に集合したが 遅れが出ていた。機内整備のためだという。5時過ぎにやっとアナウンスがあり、クラスごとにいちいち並び場所を指定されて並んだ。しかし搭乗手続きは始まらない。今度は いつになるかわからないというアナウンス。客を並ばせておいてなんということか!
Tさんのご主人が係員を一喝してくれて おとなしい乗客たちは全員怒って元の椅子にもどりだした。それから座って待つこと30分。
それにしても搭乗窓口の担当者は、申し訳ないという態度も取らず何の説明もしない。聞くと機内のDVDの調子が悪いため修理しているという。 非常用設備案内ができないと 飛行機が飛んではいけないらしい。
予定より1時間半遅れの6時半ぐらいにようやく飛び立った。
トランブランビレッジ
プレミアムエコノミー席もエコノミー席も空いている。機内では優しいスチュワーデスのサービスを受けて 怒りが収まった。
到着2時間半ぐらい前に台風18号の影響で何度か揺れたが、成田に無事到着した。最終の電車に間に合うか、皆さん気をもんでいたが 到着は9時10分と約40分の遅れですんだ。
6日の夕方アメリカを飛び立ち、同日の夜の日本に着いたことになる。
モン・トランブランの紅葉
入管に行くと外国人の入国審査の長い列。台風18号で足止めされていた飛行機が この時間に一気に入ってきたからだということだ。
成田エクスプレスの最終便9時44分にぎりぎりセーフで間に合い、無事帰宅できた。
グループの皆や添乗員のKさんに ゆっくりお礼を言えなかったのが残念。
しかし 天気も良く 紅葉を見るという点では 最高のタイミングだったと思う。
しかもあとでわかったことだが、行きがもしワシントン経由でなくシカゴ経由だったら 空港火災発生のためツアーが一日遅れていたらしい。アルゴンギンのハイキングの時、現地添乗員が「昨日の団体は キャンセルだった」と言っていたが そのせいだったのだ。
火災と台風を ひらりと避けて なんとラッキーな旅であったことか! びっくりしたりほっとしたりの旅であった。