ジュピターのブログ~令和徒然紀行~ 

旅(海外・国内)の写真と紀行文、日常のできごととエッセイと風景や花や自然の写真と書評

カテゴリ: 日本(旅と紀行)

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昨日の快晴の一日とはうって変わって、雨が降り出した。それも次第に強くなってきた。

朝は予定通り、「秩父宮記念公園」の庭園の春先の花々を、傘を差しながら楽しんだ。

アプローチの杉木立

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 クロッカス

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 クリスマスローズ

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白梅

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リュウキンカなどが、雨の庭に咲いていた。

 「記念館」に入ると、ボランティアの方が丁寧に説明してくれた。今日は母屋の燻消毒をしていて、かなり匂いがしていたがその中を説明してくれた。庭の、宮様の銅像がある場所からも富士山が眺められることを初めて知った。天気が良い時再び訪れたいと思った。

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 雨なので、「アウトレット」に立ち寄ることにした。雨にもかかわらず、中国人らしきアジア人が大勢ショッピングしていた。私は手ごろな青色のリュック、Tさんはブルーのシャツ、いずれも何割引きかで買うことができ、お得感がして満足だった。

雨がいよいよ強くなるので、ランチ後には別れた。これから4時間かけてTさんは長野へ戻る。後からお聞きしたのだが、長野に着いた時、雪になっていたそうだが、無事戻ることができたそうだ。一日目は快晴、二日目は雨、そして雪。話題一杯の旅であった。

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Tさんの一句 「雨垂れを 家の中から 裏見滝」(滝のような雨垂れを裏から見るのと雨への恨みが伺われて秀一な句だ。長野に「裏見滝」が実際にある。)

私の一句   「白き富士 彼岸の入りに 寒さかな」(白銀の富士山と彼岸の入りになっても寒さを感じるという句。)    

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3月11日、快晴の中、箱根の乙女峠に向かう。長野からの旅友と、この峠の「富士見カフェ」で待ち合わせする。乙女峠からの富士山は大きく目の前に広がっていた。。

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午後になると富士山には雲がかかるのがいつもなので、もう一か所の絶景、「成川美術館」の大窓からの富士山と、赤い大鳥居を見るために急ぎ移動。

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 旅友のTさんの奥様が、是非この景色を見たいと熱望されていた。その望み通りの雲一つない富士山の絶景を見ることができて、大満足された。

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美術館の喫茶ルームで、ランチを取りながら、心行くまで富士山と赤い大鳥居と海賊船の絶妙のカラーアンサンブルを眺めた。

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喫茶ルームのご主人が、「右下のカメラがNHKの気象カメラですよ」と解説して下さった。富士山、神社の赤い鳥居、通りの大鳥居、そして黄色い草花のコラボが印象的だった。

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次に向かったのは、小田急「山のホテル」の庭園からの富士山。ここも良く訪れるのだが、今日の富士山は特別に大きく見えた。

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そして、庭園の三本杉と咲いてはいないがツツジの山と富士山が、素敵なハーモニーを奏でていた。

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今夜の宿泊ホテルに入る前に、近くの「長安寺の五百羅漢」を訪れた。Tさんに、「笑いの羅漢」を是非見たいと言われ、私たちは今まで気づかなかったのだが、確かに何とも言えない良い顔をしていた。お賽銭もここだけにはたくさん入れてあった。

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 豊川稲荷へ登る石段前の羅漢も、空を指さす姿が印象的だった。

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この寺を訪れた二人のイギリス人カップルと話を交わした。特に女性はオックスフォード大学の教授だという。帰国後の写真交換を約束して、名残惜しくもしばらくの歓談の後メール交換をして別れた。

ホテルでの夕食歓談は、今日一日の盛りだくさんな出来事を肴に話が弾み、3時間以上の愉快な語らいだった。川柳名人のTさんと始めたばかりの私の俳句でも盛り上がった。

Tさんの川柳 「慣れた道 会話に夢中 行き過ぎる」

私の俳句   「春一番 吾子の帽子が 空の旅」

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3月1日、昨日まで吹いていた春一番のような二月の春嵐が過ぎた日、昼前から小春日和のような気温に誘われて、買い物がてら「桜神社」の早咲きの桜を見に出かけた。

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予想通り、五分か七分の咲き加減で、境内には祈祷のためのお参りか、御朱印のためか、少し列が連なっていた。

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子供と一緒に桜の写真を撮る母と子の平和な姿。

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神社の青い屋根瓦に桜の花と青空。

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参道にすっくと佇む松の姿と石灯篭。

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三月の日差しに輝く桜色のクローズアップ。

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桜神宮は「八方四方の清めの儀」で有名だそうだ。三月に入っての初日、いよいよ春の足音が確実に近づいてきているようだった。

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昨日は2月29日。今年は4年に一度の閏年だ。ラジオ深夜便で石澤典夫アンカーは、「二度と来ない今日という日をお大事に」という言葉で締めくくるが、昨日29日の言葉は、特に心に沁みた。4年に一度のうるう年の2月29日に、「二度と来ない今日という日」の言葉を聞くと、「そうだな、一日一日を大事にせねば!」と心から思える。
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2月20日、天気予報は曇りから雨だったが、晴れ女二人が見事に晴天に変えてくれた。

私たちは順調に、朝のドライブ2時間で熱海梅園の駐車場に車を入れたが、茅ケ崎の旅友ご夫妻は、渋滞にはまり待ち合わせ時間に到着できず、私たちだけで梅見を始めた。

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入り口近くの梅の花のトンネルには、例年のような豪華さが見られないので、まだ早いのかなと思っていた。

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大道芸の技と話芸が面白いので、旅友を待ちながらじっくりと楽しんだ。ガラスの重い球を両手で回しながら、あたかも空中に浮いているように見せる芸、膨らませた長細い風船を飲み込む芸、など鮮やかに決めて観客を楽しませた。

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松尾芭蕉の句碑「梅が香に のっと日の出る 山路かな」の上に被さる白梅。

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歩道の両側から覆うような紅梅・白梅。

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クリスマスローズ。

 

ようやく渋滞から抜け出した旅友が到着した。開口一番、「梅見も来るのが遅かった、もう散り始めですってね!」私たちはそう言われるまで、まだ早すぎて今年は豪華さがないなと思っていたのが、逆に真っ盛りを過ぎて散り始めだったことを知った。

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フキノトウの岸辺の向こうに「梅見の滝」

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しだれ梅の白。

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もう一つの大道芸「猿回し」

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 鮮やかな紅梅

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クローズアップして見ると、さらに鮮やかな白とピンクの梅などを楽しんだ。

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時間も過ぎたので、熱海市内でランチを取ろうと車で向かった。長嶋一茂がテレビで「ここの麺と餃子がおいしい」とよく喋っていると旅友が言う「中国彩室 壹番」へ。

長い列だが、折角なので順番を待つ紙に名前を書いて、市内をそぞろ歩き。所々に湯煙。

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高台からヤシの木と初島。1時間以上待った後のランチは、評判通りおいしく、お勧めの中華だ。お値段もリーズナブル。

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お泊りは改装なった「ホテルニューアカオ」ホライゾン・ウイング。

旅友がテレビ「カンブリア宮殿」で放送した「再生ホテルニューアカオ」を知って、お得な料金で予約したというので、私たちも便乗して予約したもの。一度このホテルは、再生前に来たことがあるが、台風で海に面したレストランに波が押し寄せガラスが割れたニュースを覚えているが、そこから復活再生して、今やかなりの人気になっているという。

岩に生える形の良い松、海の見える温泉、豪華な客室と眺望、などは満足だった。

そして絵画のような絶景を楽しみながらの巨大レストランで、旅友との4時間近くの談笑が何よりものお土産となった。印象的だったのは、レストランの給仕を初め、外国人使用人の多いことだ。ここにも人出不足が見える。

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翌日は雨、そこまでは晴れ女二人の神通力は及ばず、茅ケ崎の旅友の新居さながらの邸宅で、外国駐留時代に買い求めたという、たくさんの豪華インテリアに囲まれて、ランチをご馳走になり、小雨の中を辞去した。
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12月16日、世田谷ボロ市に出かけた。15日からボロ市は開催されていたが、その日はどんよりとした曇り空、16日はススキの穂も太陽に輝く好天の日、しかも暖かい。

「ブラタモリ」で紹介されたせいか、人出は多く、外国人の顔もあちこちに見える。

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「ミニカー」がたくさん陳列されて、まるでこちらを見ているような気にさせる。

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団子が火鉢のような中で、炭火で焼かれている様は、鄙びたボロ市を感じさせる。

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銅か鉄か、姓名を彫った印鑑がたくさん並べてあったり、日本刀と刀の鍔、ブリキで作った細工物など時代物の雰囲気が珍しい。

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ブラタモリで紹介された「代官屋敷」も開放されていた。

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最近、銀座の商店を荒らそうとした強盗を、警備員が使って阻止した「さすまた」の原型が並んでいた。昔から使われていたのだ。

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 代官屋敷の庭の柿の葉の紅葉が日差しに美しく輝いていた。

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いくつも陳列してあるゴム鉄砲が子供時代を懐かしく思い出させる。そのころは、割りばしを使っていたが、今は針金を使って、より精巧になっている。

昨年も訪れたが、露天商も少し変化を感じる。ゴム鉄砲、ミニカー、刀の鍔、などは初めてではなかろうか。

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