NO 15 リバプールの ビートルズストーリーとキャバンパブ
リバプールの「アルバートドック」は、今はレンガ造りの 土産物屋と倉庫で囲まれた長方形のドックで 港町の顔である。 しかし、過去には奴隷売買で栄えた港としての影の顔を持つ。
まず、ビートルズストーリー館にはいる。 録音と写真、切り抜きを再生したビートルズゆかりの構成作品の陳列が多いものの、なんとなく物足りない。 これもビートルズファンではないからだろうか。
マシューストリートもビートルズファンにはこたえられない観光スポットである。
エレナリグビーの像はどこにあるのかというぐらい、わかりにくい場所にある。
ジョンレノンの像は「キャバンパブ」の前にある。
ビートルズがデビューしたというキャバンパブは地下にある。 地下のパブともなると、少し気味が悪いので どういうところなのだろうかと 私が恐る恐る 階段を下に降りかかると、地下のパブからやや酩酊した風のおばさん二人がよろよろと出てきた。 これなら大丈夫かも と思い切って入っていく。
大きな歌声が聞こえる。人々の頭越しに、やや高くなっているステージの上でギターを抱えた中年風のおじさんが、汗をかきながらビートルズナンバーを歌っている。我々も壁に寄りかかりながら聴衆に加わる。
少し落ち着いて周りを見回すと、子供ずれ、夫婦、若者集団、など思い思いにテーブルで あるいは壁によりかかりながら、つまみなしのビール片手に楽しんでいる。
後ろのビールカウンターに行き、
「ワン パイント オブ ビター アンド ヘイパイント」と注文する。
二人で、ビールを飲み干すまでテーブルにつき、ビートルズナンバーを堪能する。
のどが渇いていたせいか、このビールはいける。
果たして有名な歌手なのか、物好きな常連なのか、よくわからないが、 ビートルズも無名時代にはこのようにして、夜な夜な歌っていたらしい。才能が開くまでは、誰しも無名の時代をいかにしてのり越えるか、運とともに 忍耐と努力と実力が必要なのだ。
それにしても、ここのビールは安くておいしかった。
食べ物もでてテーブル席につくと 高いテーブルチャージでもとられるのかと 想像していたら、なんでもないイスや古い木のテーブルが並んでいる、気安く入れるパブであった。
「I can't stop loving Beatles.」になってしまいそうだ。
リバプールの「アルバートドック」は、今はレンガ造りの 土産物屋と倉庫で囲まれた長方形のドックで 港町の顔である。 しかし、過去には奴隷売買で栄えた港としての影の顔を持つ。
まず、ビートルズストーリー館にはいる。 録音と写真、切り抜きを再生したビートルズゆかりの構成作品の陳列が多いものの、なんとなく物足りない。 これもビートルズファンではないからだろうか。
マシューストリートもビートルズファンにはこたえられない観光スポットである。
エレナリグビーの像はどこにあるのかというぐらい、わかりにくい場所にある。
ジョンレノンの像は「キャバンパブ」の前にある。
ビートルズがデビューしたというキャバンパブは地下にある。 地下のパブともなると、少し気味が悪いので どういうところなのだろうかと 私が恐る恐る 階段を下に降りかかると、地下のパブからやや酩酊した風のおばさん二人がよろよろと出てきた。 これなら大丈夫かも と思い切って入っていく。
大きな歌声が聞こえる。人々の頭越しに、やや高くなっているステージの上でギターを抱えた中年風のおじさんが、汗をかきながらビートルズナンバーを歌っている。我々も壁に寄りかかりながら聴衆に加わる。
少し落ち着いて周りを見回すと、子供ずれ、夫婦、若者集団、など思い思いにテーブルで あるいは壁によりかかりながら、つまみなしのビール片手に楽しんでいる。
後ろのビールカウンターに行き、
「ワン パイント オブ ビター アンド ヘイパイント」と注文する。
二人で、ビールを飲み干すまでテーブルにつき、ビートルズナンバーを堪能する。
のどが渇いていたせいか、このビールはいける。
果たして有名な歌手なのか、物好きな常連なのか、よくわからないが、 ビートルズも無名時代にはこのようにして、夜な夜な歌っていたらしい。才能が開くまでは、誰しも無名の時代をいかにしてのり越えるか、運とともに 忍耐と努力と実力が必要なのだ。
それにしても、ここのビールは安くておいしかった。
食べ物もでてテーブル席につくと 高いテーブルチャージでもとられるのかと 想像していたら、なんでもないイスや古い木のテーブルが並んでいる、気安く入れるパブであった。
「I can't stop loving Beatles.」になってしまいそうだ。