ジュピターのブログ~令和徒然紀行~ 

旅(海外・国内)の写真と紀行文、日常のできごととエッセイと風景や花や自然の写真と書評

2018年01月

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                                   (写真は宮古島の海と花)
                    眠れないほどおもしろい?ほどでもない「雑学の本」

 「眠れないほどおもしろい雑学の本」という惹きつけるキャッチコピーの本の題名にしては、それほどでもなく、眠くなるところはサッサと読み飛ばす。

 「ピカソやゴッホの絵に、どうして何億円ものお金を払う人がいるのだろう」では、
1.新手の億万長者は成り上がり者たちで、「家柄」というものがない。芸術作品こそ世間が公認する宗教だと認識した彼らは、自分たちもその祝福にあずかりたいと考えた。2.オークションは80年代のディスコである。競売の熱狂の中で100万ドル単位で値をつり上げていく。新手の大富豪たちが見せる、異性の気を引くための求愛のさえずりである。3.芸術はとらえどころがなく、曖昧なものだから財務分析ではその価値が落ちたりはしない。美術品市場の動向は、美術史と呼ばれるつかみどころのないものと見栄の上にある。

 「なんでモナリザが世界最高の絵などと一般的に考えられているのか」では
1.作者レオナルド・ダ・ヴィンチがすごい才能を持っている。何であれ価値がある。彼の絵で今日まで残っているのはたった17枚だけである。2.モナ・リザの描写は人体解剖学的にも他の作品を凌駕している。3.何世紀もあとの鑑賞者たちを虜にし、この絵について何かしら解釈せずにはいられない、という心理的な神秘の力が「モナ・リザの微笑み」にある。

 「シェークスピアは並みいる作家の中でなんでずばぬけていると考えられているの」では、
1.彼がイギリス人だから。シェークスピア神話は、イギリス帝国主義の台頭とともに伝えられ、世界中に広まった。2.イギリスの文化そのものとなった。一般人にとっては自分の知性の高さを証明することとなり、役者にとっては、演技力と独創性を世に示すことができた。

 おもしろいような、まともな解釈に過ぎないような、それでも「なるほど、そうだろうな」と至極素直に読める部分を抜粋したら以上のようなものとなった。
 そのほかにも「あくびは何で伝染するの」とか「誰が見ても演技だとわかるのになんでプロレスに興奮するの」という他愛のないものもあったが・・・。

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                           (写真はウインドスキーと前浜ビーチ)
                 宮古島・与那覇前浜ビーチのウインドスキー

 沖縄で一番美しいと言われる与那覇前浜ビーチでは、若者たちがウインドスキーを楽しんでいた。
 純白の砂浜とエメラルドグリーンの海に、色鮮やかなウインドスキーの姿が映える。
 白砂から青へのグラデーションが抜群の美しさを見せた。
 沖の向こうには来間島が見える。開放的な南国のパラダイスだ。

 空港のゴーヤチャンプルのランチで、今回の「二度目の宮古島」の素敵旅を締めくくった。
 東京の今の最低温度マイナス4度を体験すると、あの宮古島の20度の陽気はまるで別天地という夢のような、わずか10日前のことだった。
 ショックを受けたのは、気候の違いだけではなかった。中国のペットボトルが美しいはずの吉野海岸にゴミとともに打ち上げられていたこと、ここ宮古島は本州よりもはるかに中国や台湾に近いこと、宮古島のホテルには朝、その日の新聞が届いていないこと、こういう島嶼部のおかげで日本の領海が広いこと、などに思いをめぐらされたことだった。

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        観光農園ユートピアファーム・南国の花々・パート2 ~平成徒然紀行~

 白いテーブルと花びらで作ってあるハート型の飾りが素敵だ。

 今回も期待にたがわぬ豪華絢爛な花の舞を見せてくれた。

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                              (写真はユートピアファームの花々)
                   宮古島・観光農園ユートピアファームの南国の花々

 宮古島・観光農園ユートピアファームには一年を通していろいろな南国の花が咲き乱れている。ここには小泉純一郎も過去に訪れている。

 200品種が育つハイビスカス園、中でも壮観なのがブーゲンビレア園、色鮮やかなブーゲンビレアの花が豪快に咲き乱れ、トンネルを作る。
 この花のトンネルが、今回もう一度見たかったハイライトの一つであった。

 ハウスの中の花のレストランで南国らしいマンゴーパフェを楽しむ。

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           (写真は吉野海岸に打ち上げられた中国のペットボトル、ユートピアファーム)
                 吉野海岸とユートピアファーム

 宮古島3日目、1月16日、吉野海岸とオーシャンリンクスゴルフ場を目指す。今日が最終日なので、今まで行かなかった島の東北の海岸を見ることにしたのだ。
 「吉野海岸が写真スポット」と言われて行ったところ、風向きによるのか、海岸にはごみが打ち上げられていた。
 驚くことに、ゴミの中にたくさんの中国語で書かれているペットボトルが!
 道徳観の薄い国民性を見てしまう。

 近くに素晴らしい景観の「オーシャンリンクスゴルフ場」があったので見学した。広々としたコースだった。

 前回訪れて感激した「観光農園ユートピアファーム」では、再び美しい花々に出会った。何度来ても美しい花が満開で迎えてくれる。南国の楽園だ。次回にたくさんの写真載せます。

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