ジュピターのブログ~令和徒然紀行~ 

旅(海外・国内)の写真と紀行文、日常のできごととエッセイと風景や花や自然の写真と書評

2012年07月

     夏の風物詩~隅田川納涼花火とスカイツリー~
 
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  今日は、花火見物で浅草へ。
  親戚の伝手で「バンダイ花火駒形祭」に行き、隅田川の花火を間近で見る。
 
  猛暑の中、沿道には浴衣姿の若者やファミリーであふれている。
  夕方のスカイツリーを浅草から見ると、以外に低い。これが東京タワーを超え、634メートルもあるのだ。近くだともっと高く見えるのだろう。
 
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  私達は沿道から外れて、バンダイの屋上から特等席の見物だ。
  夜の照明に浮き立って輝くスカイツリーは、隅田川を前景に、ネオンで輝く夕闇の街を見下ろして、下町の記念塔のように立っている。
 
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  何発も連続して打ち上げられる花火は、この屋上から見るとちょうどそのスカイツリーをまるで襲うかのように見える。
  この屋上からは首が痛くならない目線で、スカイツリーと花火の両方がゆったりと楽しめる。
 
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7時過ぎから始まった花火の打ち上げは、まるで10メートル先で打ち上げられているかのように、目と鼻の先に華麗な花火を見ることができる。
何発も連続して花咲いた花火の後は、期せずしてため息と歓声と拍手が起こる。
 
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  下から噴き出るような花火は、折しもロンドンオリンピック開会式の聖火のような感覚を思い出した。
  
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      蓼科のニッコウキスゲとチョウとそば打ち
 
  旅の後半は、親戚の蓼科の別荘にでかける。
  この夏、孫たちと夏休みをここで過ごすために、準備のため雑草の下刈りが主な目的だ。
 
  下部温泉から蓼科への途中、大柳川渓谷十谷の散策路を少し歩いて、「つくたべ館」という休憩所で休む。ここのアジサイを見る。
  秋は紅葉がすばらしいのだそうだ。
 
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                                     大柳川渓谷の滝
  
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                                   つくたべ館の花
 
 
  蓼科の別荘の雑草は思ったほど伸び放題ではない。昨年植えたユリやさつきがない。どうも鹿にやられたようだ。近所の別荘の庭は網で囲ってあり、そこには花木が伸びているのに、こちらの草木は若芽を食べられて成長が遅いようだ。いいような悪いような・・・。
 
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                                   車山の花と富士山
 
  車山・霧ヶ峰高原のニッコウキスゲは満開で、高原の花とチョウとコガモが微笑ましい。
 
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                                       霧ヶ峰のチョウ
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                                        霧ヶ峰のニッコウキスゲ
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                                                        コガモ
 
  締めはNPO「そば協会」副会長をしている親戚の方が作ってくれた手打ちそばだ。練って、伸ばして、切って、ゆでて、その場で食べる手打ちそばの味は格別だ。
  
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                                            そば打ち
 
 

     下部温泉から本栖湖・精進湖・白糸の滝と上九一色村
  
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  下部温泉の2日目は友人夫妻お勧めの本栖湖畔からの富士山の雄姿と朝霧高原からの富士の絶景を楽しみに行く。今日も暑い。
  雲はあるものの本栖湖畔からの富士山はすばらしい。
  
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  しかし、期待していた朝霧高原からの富士山はかなりの雲がかかっていて、しばらく待っても雲がとれない。
  その名のとおり朝、霧と雲がかかる場所なのか。
 
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  白糸の滝と音止めの滝を見て、蒸し暑くても涼しい気持ちになりながらランチ。
  昨年9月の台風と雨で白糸の滝壺近くの売店は水でつかったそうだが、今は営業していた。クロアチアのプリトヴィッツェの滝と緑には及ばないが、日本の滝と緑と青の美も満更ではない。
 
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  ランチのあと、友人夫妻は伊豆へ行くので別れる。
  我々はもう1泊下部温泉を楽しむので、本栖湖をゆっくりと一周する。
 
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  近くにある精進湖にも行く。ここにはアジサイの花が一面に咲いていて、何故有名でないのかと不思議に感じるほどのあじさい畑だ。
  アジサイ越しに富士山を撮影と思ったが、ここでも雲が邪魔をする。
 
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  ふと見ると、ここの地名はあの「上九一色村」であった。昔のオームの拠点に近いのだ。あの忌まわしいサリン事件を引き起こしたオカルト集団で有名な場所に近いとは知らなかった。こんなに美しい環境なのに・・・。
 
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  鄙びた身延線の駅舎、昔ながらの下部温泉郷の佇まい、それに足湯と何種類もの湯と、のんびり過ごすことができた。
  
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          身延山散策と下部温泉の裕林亭
  
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                                                        ユリの花
 
 東京は猛暑日の厳しい夏が続く連休の最後の日、友人夫妻に誘われて、山梨県身延町の下部温泉を経由して蓼科までの旅に出る。
 
 まず、今日は新東名の新清水から降りて、身延山の駐車場で待ち合わせ。
 スムースに3時間で到着し、O友人夫妻が来るまでリフトで本堂へ上る。近代的なリフトだ。スイスにもこういうリフトがあったのを思い出す。
 
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                                                        リフト
 
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                                                          久遠寺
 
 身延山の久遠寺は日蓮宗の総本山、門の正面には白装束の信徒が大勢休んでいる。
 門の裏から本堂までの急な石段は、下から見上げると何段もあるということぐらいしか感じなかったが、上から見ると恐ろしいほど急な石段だ。
 
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                                参道の石段とアジサイ
   
 ケーブルカーで上った身延山山頂は1153メートルもあり、気温は下界と比べ何度か低く涼しいが、霧の中で見晴らしはよくない。
 
 700年前に植えられたというお手植えの杉が堂々と霧の中に聳えていた。
 
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                   山頂からの景色とお手植えの杉
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 2泊する下部温泉の下部ホテルは、石原裕次郎が骨折の治療で約1カ月半滞在したことで有名なホテル。
 「裕林亭」は彼が命名した部屋で7室ある。私達もその中の1室に案内された。
  
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                                                          裕林亭
    
 疲れをとる足湯から見る庭は、池の鯉に築山が落ち着いた風情だ。
 
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                                                      足湯の風景
 
 あいにく隣の部屋の子供の泣き声がうるさく、部屋を変えてもらったという「落ち」はあるが、従業員の態度はよく、食事もおいしい。
 特に温泉は2種類の源泉と12の湯船を誇る。湯船から湯船へと出たり入ったり、日本の温泉の良さを存分に味わえるように設計されている。
 
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                                                              庭
 
 受付に掲げてある新渡戸稲造直筆の書「ようこそ旅人よ この地が疲れた足を癒す格好の場所です」という書が印象的だ。
 お勧めの温泉ですよ。
 
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                          新渡戸稲造 書
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                                           庭の花

     ホタル祭とサギ草市~夏の世田谷ボロ市通り~
 
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                                             盆踊り会場の賑わい
 
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                                                        会場の花
 
 梅雨の晴れ間、世田谷ボロ市通りで催されるホタル祭とサギ草市に誘われた。
 
 孫娘は浴衣を着ておおはしゃぎ。屋台も出てかなりの人出だ。提灯にくす玉、屋台に物売り、夏祭りさながらの賑わいだ。
 若衆の大太鼓の演奏も花を添えた。
 
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                                               祭のくす玉とたいこ
   
 史跡となっている代官屋敷の中のテントでホタルを放して見るのだ。行列をしている間、屋敷の中の古木やかやぶき屋根の屋敷を眺めるが、管理もよく見応えがある。
 
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              代官屋敷、史跡碑
 
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                                              庭
 
 世田谷には昔からの行事を大事にするイベントが多い。商店街や町内会のボランティアが汗をかいて盛り上げてくれている。
 
  自分たちの住む街の歴史や行事を大事にすることはすばらしいことだ。由緒あるお寺や川や緑地帯、知れば知るほどここに住むことが気にいるようだ。
  
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            あじさいと途中の路傍の花
 

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