夏の風物詩~隅田川納涼花火とスカイツリー~
今日は、花火見物で浅草へ。
親戚の伝手で「バンダイ花火駒形祭」に行き、隅田川の花火を間近で見る。
猛暑の中、沿道には浴衣姿の若者やファミリーであふれている。
夕方のスカイツリーを浅草から見ると、以外に低い。これが東京タワーを超え、634メートルもあるのだ。近くだともっと高く見えるのだろう。
私達は沿道から外れて、バンダイの屋上から特等席の見物だ。
夜の照明に浮き立って輝くスカイツリーは、隅田川を前景に、ネオンで輝く夕闇の街を見下ろして、下町の記念塔のように立っている。
何発も連続して打ち上げられる花火は、この屋上から見るとちょうどそのスカイツリーをまるで襲うかのように見える。
この屋上からは首が痛くならない目線で、スカイツリーと花火の両方がゆったりと楽しめる。
7時過ぎから始まった花火の打ち上げは、まるで10メートル先で打ち上げられているかのように、目と鼻の先に華麗な花火を見ることができる。
何発も連続して花咲いた花火の後は、期せずしてため息と歓声と拍手が起こる。
下から噴き出るような花火は、折しもロンドンオリンピック開会式の聖火のような感覚を思い出した。