ジュピターのブログ~令和徒然紀行~ 

旅(海外・国内)の写真と紀行文、日常のできごととエッセイと風景や花や自然の写真と書評

2012年05月

    ミュンヘンからブレッド湖へ <クロアチアへの旅>
 
 517日(木)
 
 12時のANAでミュンヘンに17時到着。今日はドイツの父の日らしい。そしてサッカー女子のヨーロッパ大会があるというので空港近くの大きなサッカー場は盛り上がる日だという。7000台もの駐車場完備だそうだ。空港のコンビニで少しの買い物をしたが、警備が目立つ。
 
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                                          空港のコンビニ
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                                        大きなサッカー場
 
  ホテルのレストランで本場のビールとハムとアスパラで夜食をとる。
 
 シャキシャキとした白くて大きなアスパラは日本のそれよりも格段においしい。ハムはイタリアのパルマハムと比べるとややしょっぱくて味が濃い。 ビールは本場だけあってとてもおいしい。レストランのボーイもニコニコと愛想がいい。
 
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                                           ホテルのアスパラ
 
    518日(金)
 
  朝、ホテルの周りを散歩。すっきりと乾燥した気持ち良い晴れた空気の中、白いタンポポの綿毛、マロニエ、ピンクと白の草花が朝日に輝いている。
 
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                                     ホテル周囲の草花
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                                                マロニエ
 
  ミュンヘン旧市街の名所を案内してもらった。おもな名所はマリエン広場の周辺にある、ミヒャエル教会、旧市庁舎としかけ時計が有名だ。
 
  特に仕掛け時計が音楽に合わせて動き出す11時には、多くの観光客が時計の前に集まり上を仰ぎながら写真を撮る。一斉に上を見上げる情景はおもしろい。
 
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                         触ると幸運に巡り合う獅子の像
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                                                    しかけ時計
 
  すぐ後ろのマーケット広場では、アスパラを並べた屋台や賑やかしの楽隊の演奏が人目を引く。
 
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                                        アスパラとチーズの屋台
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                                              楽隊
 
  ランチは郊外のレストランで大きなソーセージ料理。   
 
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  ランチの後、オーストリア、スロヴェニアの国境を越え、長いバスの旅でスロヴェニアのブレッドまでバスで6時間の移動だ。
 
  途中の高速自動車道の車、高原の緑、冠雪しているアルプスの山並みを見ながら、うつらうつらとしていると目指す美しいブレッド湖に到着した。
 
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                                          途中の景色
 
  これから美しい自然探索の旅が始まる。
 
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                                           夕暮れのブレッド湖
 
 

                  ロマンスグレーになっても 
       <ビートルズの「私が64になっても」に倣って>
 
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                           クロッカスのクローズアップ      
 
ビートルズナンバーを男声合唱団で気持ちよく歌った時、妻が「あなたにぴったりの曲があるわ」と言って次のような曲を探してくれた。
確かに年齢といい、心境といい、定年後の気持ちにふさわしいビートルズナンバーなので、自分で訳してみた。
 
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                                          福寿草
 
When I’m Sixty Four          私が64歳になっても
When I got older losing my hair,  私が年を取り髪の毛が薄く  なっても
Many years from now            今から何年たっても
Will you still be sending me a Valentine   貴女はまだバレンタインのプレ
                                                    ゼントや
Birthday greeting bottle of wine   誕生日のワインを贈ってくれますか
If I’d been out till quarter to three  が3時前に外にいて家にいなければ
Would you lock the door          家の鍵をかけておいて下さい
Will you still need me        いつまでも私を頼りにして下さい
Will you still feed me        いつまでも私に食事を作って下さい
When I’m sixty four            私が64歳になっても
  
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                              クロッカス二輪
 
ビートルズが若い頃作詞作曲したこの曲の言葉と節回しが、なんと初老の気持ちをよく言い当てていることかと 感心してしまう。その意味でもビートルズは偉大だ。
 ビートルズの「When I’m Sixty Four」に倣って、いまだ黒髪の多い68歳になる私が、「ロマンスグレーになっても」という詩を作ってみた。愛の組曲とまではいかないが・・。
 
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                                       桜
 
ロマンスグレーになっても    作詞 Jupiter
 
私が定年を迎えて
ロマンスグレーになって 毎日仕事に出かけなくなっても
貴方はまだバレンタインのチョコレートや
誕生日のワインを贈ってくれますか
いつまでも私を頼りにして下さい
いつまでも私に愛を下さい
いつまでも私を食事に誘って下さい
私が定年を迎えても
 
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                                    福寿草
 
私が70歳になって
私がゴルフの腕が落ちたり テニスができなくなっても
貴方はまだ旅に誘ってくれたり
一緒に映画を見にでかけてくれますか
いつまでも私を頼りにして下さい
いつまでも私に愛を下さい
いつまでも私を散策に誘って下さい
私が70歳になっても
 
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                                クロッカス
 
私が80歳になって
私が毎日元気よくウオーキングができなくなっても
貴方はまだライトブルーのジャケットの私と
手を組んで 銀ブラをしてくれますか
いつまでも私を頼りにして下さい
いつまでも私に愛を下さい
いつまでも私をアフタヌーンティーに誘って下さい
私が80歳になっても
 
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                                        桜
 
私が90歳になって
私が杖をついて ステージで歌うようになっても
私の声がホールの後ろまで届かなくなっても
貴方はまだ一緒に歌を歌ってくれますか
私を一人にしないで下さい
いつまでも私に愛を下さい
いつまでも いつまでも
私が100歳を迎えるまで
 
孫と手をつないで
あなたと一緒に愛の歌を歌いましょう ウゥー・・・・・・・
  
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                                          ドッグウッド

       ハナミズキとポトマック河畔の桜とジョン万次郎
 
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 日経新聞だったろうか、文化欄にワシントンのハナミズキについて興味深い記事が載っていた。
 
 津本陽の「椿と花水木」に紹介されているジョン万次郎とハナミズキとの話だ。
 
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 ジョン万次郎がアメリカに渡ったとき初めて見た米国の花が「ハナミズキ」
(ドッグウッド)だったという。
   
 万次郎はアメリカで結婚し、生まれる子供が男の子であれば「ドッグウッド」(ハナミズキ)、女の子であれば「カミーリア」(椿)と名付けることにしたというほど、ハナミズキはアメリカを代表する花のようだ。
 
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                                    馬事公苑のハナミズキ
 
 そういう逸話があって、ポトマック河畔に植えられた日本の桜100周年を記念して、アメリカからドッグウッド(ハナミズキ)が贈られたというわけだ。前回ブログに書いた時はこれに気がつかなかった。
 
 春から初夏にかけてのハナミズキの並木は白、ピンク、赤と美しい。
 
 その時期に咲く藤の花も気品がある。
 
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 さらに、モッコ―バラは華やかで目立つ。引っ越し前の我が家のモッコーバラも今頃盛りを迎えていることだろう、と懐かしく思い出してしまう。
 
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 馬事公苑の八重桜と白馬のダンスは、この時期の名物だ。連休のホースショーには大勢の観客が集まる。
 
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 駒沢公園にあるお花畑の赤白のバラ、すずらん、シャクナゲ、なども見事だった。
 
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                軽井沢の桜とピクチャレスクガーデン
 
今回のゴールデンウイーク前半の軽井沢は、半分雨にたたられた。
おかげというか、かわりに、宿泊したプリンスの雨にぬれる芝生と、しっとりと雨滴の垂れる桜の落ち着いた風情を楽しんだ。
 
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 赤いミツバツツジと桜のコントラストは、とても素敵な構図になった。
 
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 雨も上がり曇り空になった最終日には、塩沢公園の絵本の森美術館とエルツおもちゃ博物館で孫と楽しんだ。
 ドイツ人らしい緻密なおもちゃで子供の感性を充分に育てるものに見えたが、ガラス越しの陳列が多く、触らせて楽しませる工夫が不足している。
 
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 私達には桜と水仙、アロエのような茎に咲く珍しい花、レンギョウ、スミレとホウズキ型の花などピクチャレスクガーデンがよかった。
 
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 旧軽のメインストリートのシンボルともいえる、交番の付近にある桜は堂々と存在をアピールしていた。
 
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 大賀ホール近くの公園の桜も雨滴を光らせながら、優雅で遅い花を満開に咲かせていた。
  
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                          小諸城址の桜 その二
 
 小高い小諸城跡から眺める千曲川は兵を寄せ付けない険しさを持ちながら、昔の侍のロマンを漂わせている。
 
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 「小諸八重」と称されている城の桜は絶品だ。
 
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 城跡に残る桜の数々、老木ながらも貫禄をみせる美しい桜、どれを見ても絵になる風景だ。
 
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 併設されている動物園の孔雀が美しい羽根を広げて楽しませてくれた。
 
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 池と噴水と花吹雪が日本の美を典型的に醸し出している。芝桜と松の庭もいい。
 
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 「思いのまま」はその名の通り、ピンクと白と赤を自在に咲かせている。
 
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 この全体の公園の名は「懐古園」という。
 
 島崎藤村記念館も保存されていた。
 これを、「フジムラ記念館」と子供に説明していたお父さんがいたのには苦笑させられたが、これも愛きょうか。
 
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